パブリックサービスが行う事業の管理全般を担う企画部の中で、現在私は中期計画やリスク管理の検討などを行っています。PSを説明する上で一番は、「人が財産」ということです。高い技術を持った人材が、PSの財産であり武器となるため、人材を育てることは組織の生命線と考えています。ここ数年は新卒採用を積極的に行った結果、80人ほどの若手が入っています。こうした若手が組織を下から押し上げてきており、活気ある職場にもなっています。また、民間の組織でありながら公共事業の計画から現場・管理まで、幅広い業務に携われるだけでなく、ドローンや3DCADなどの技術の習得、土木業界には珍しい完全週休二日制など、働きがいのある職場だと思っています。

国主導の大きなプロジェクトにかかわることができますし、職場には業務を熟知した先輩が多数います。教育に熱心でしかも人間関係が温かいなど、良いところがいっぱいある職場です。現在は中間管理職的な立場ですし、OJT も担当していますから、若手を指導する機会も多い。そうした中で、新人時代の自分と比較すると、今の人たちはノビノビとしていて、失敗してもめげないところなど、非常に好感が持てますね。若手の活躍が組織の大きな原動力だと考えていますので、常に熱い気持ちを持って組織を下から押し上げて欲しい。パブリックサービスも、時代の流れ、技術の進歩に合わせて進化し続けています。私も、自分を磨いて、アグレッシブにチャレンジしていきたいと思っています。

パブリックサービスに入ったのは、社会資本整備一連の流れ全てに関われ、希望によっては河川・道路に関わらず経験できるなど、その多様性と自由度に魅力を感じたからです。そして、教育制度がしっかりしていること。新人研修はもちろんのこと、我々中堅でも希望する研修を受けることができます。建設関係はまだまだ有給休暇が取りにくいとよく耳にしますが、パブリックサービスでは取得しやすい環境が根付いています。また、有給休暇は１時間単位で取得が可能で、午後から休むなど、柔軟な勤務ができる働きやすい職場となっています。現在は業務を管理する立場ですが、気軽に相談ができる、若手が育つ職場づくりを心がけています。

国土交通省が行う巨大なプロジェクトにかかわる仕事ができるというのが魅力で入りました。実際、自身が担当する仕事はごく一部ですが、それらが一つにまとまることでダムや道路が完成していくわけで、その意味でたとえ小さな仕事であっても決しておろそかにしないことを常に肝に銘じています。土木の世界では、経験が重要視されます。そのためにも、仕事には積極的に取り組み、自分自身をステップアップさせることで、さらに役立つ技術者になることを目指していただきたいと思います。それには、仕事を通して自らを高めていく、学ぶという姿勢は欠かせません。そして、互いに協力し合うことで、やがて大きな仕事が完成するという醍醐味を感じて頂けたらと思います。

岐阜事業所管内では現在、東海環状自動車道の事業が進行中です。何もなかった所に新しい道路が建設されていく姿を業務で関わりながら間近に見ていると、国家的なプロジェクトにかかわっている実感が湧いてきます。私も30代に入り、結婚という節目を迎えました。また、仕事面においては、管理的な仕事も求められるようになりました。後輩たちには、仕事のゴールや目的を明確に伝えるとともに、自分で考え、調べる力を身につけて欲しいと思っています。失敗してもカバーできる環境は整えています。若い時は失敗を恐れず積極的に仕事にチャレンジしていただきたいと思っています。パブリックサービスも積極的に新卒採用者を増やすことで、若手が下から組織全体を押し上げていく時代となりつつあります。一緒に頑張って行きましょう。

8週間の産後休暇と1歳までの育児休暇、そして3歳までの育児短時間勤務（6時間）の制度を利用しました。一般的にこうした制度はあっても現実にはなかなか取得できないと言われていますが、パブリックサービスはこの点に関しても大変に理解があり感謝しています。子育てと仕事の両立ということで、職場の皆さんにできるだけご迷惑をおかけしないためにも、時間内に仕事を終わるよう段取りには気を配っています。人事と経理も含めた幅広いお仕事ですから、職員の皆さんが快適に働いていただける潤滑油のような役割だと考えています。色々な面から考えて、女性にも働きやすい職場だと実感しています。